3歳の子が言うことを聞かないとき。やったら後悔する5つの対応|もう疲れた…子どもが落ち着くのは何歳から?

3歳の子が言うことを聞かないとき。やったら後悔する5つの対応|もう疲れた…子どもが落ち着くのは何歳から? アイキャッチ
本ページは一部プロモーションが含まれています。

2歳~3歳頃は子どもにとって最初の反抗期と言われています。イヤイヤ期の延長で何を言ってもダメな子もいれば、しっかり自分の意志で反抗してくる子も…正直とても疲れてしまいますよね。

しかし、どんなに大変でも決してやってはいけない事があります。子育ての先輩たちの「やらなきゃよかった」後悔とは?失敗事例・成功事例それぞれをまとめています。

この記事の内容
  • 3歳の子どもが言うことを聞かないのはなぜ?
  • 子どもにやってしまった、後悔している対応
  • 子どもが言うことを聞いてくれなくて一番困ったこと
  • 言うことを聞かない期間は何歳まで続く?

3歳から始める幼児教育

おうちで遊びながら言葉を覚えるなら、スマイルゼミの学習タブレットがおすすめ。

自動読み上げ機能付きでことばを理解しやすい。ひらがなの書き方、かずの数え方も親子で楽しく学べます。

2歳~年長さんまで段階的に進められます。タブレット1台に全部入りだから散らからずスッキリ。

今なら2週間無料で実物のタブレットを試せるので、気になったらお子さんと一緒に使ってみて下さいね。

2分・資料請求・営業電話一切なし

目次

なぜ?3歳児が言うことを聞いてくれない理由

3歳の子どもが言うことを聞かないのはなぜ?

子どもが初めて迎える反抗期が、2歳ごろから始まるイヤイヤ期といわれています。

その名の通り何を言ってもイヤイヤ、かといって代わりにどうしたいとか、どうすれば納得するという答えもなく。とにかく言うことを聞いてくれなくなってしまいます。

言うことを聞いてくれない理由は大きく3つ。

  • 自我が芽生えてきたから
  • 言われている理由をまだ理解できないから
  • 気持ちをうまく話したり、表現できないから

自分はこうしたい。でもママ・パパはこうしなさいと言う。どうして?と思うけど、それをうまく言葉にできない…

3歳は『成長したことによる反抗』と『成長しきれていないことによる反抗』がちょうど重なる時期。子育ての仕方やしつけ方でどうにかなるものではないのかもしれません。

3歳の子どもが言うことを聞かない時、やってしまいがちな対応

お子さんが言うことを聞かないと、しっかりした親御さんほど「親がキチンと対応しなければ!」とお子さんを叱りつけてしまうかもしれません。

逆に子どもの気持ちを尊重しようと、必要以上に甘やかしてしまうこともあるでしょう。どちらも子どものまっすぐな成長を想うからこその行動です。

しかしそれが親子にとって傷跡を残すこともあります。

言うことを聞かない子に対して、やって後悔した5つの事

実際に、子育ての先輩ママ・パパは「やらなければよかった…」と後悔していることもたくさんあるようです。

イライラして怒ってしまった
子どもを怖がらせた・脅した
子どもを放置・突き放し
その場しのぎ・やり過ごし
理由を聞かず一方的に言うことを聞かせた

やはり圧倒的に多いのが『イライラして怒ってしまった』ことへの後悔。親とはいえ人間、つい感情的になってしまう事はあるだけに、気持ちのコントロールが難しいようです。

しかし、子どもが全く言うことを聞かずにお手上げ状態…となると主導権が子どもに行ってしまいます。やり切れない気持ちで悩む親御さんは非常に多いです。

①イライラして怒ってしまった

  • 私がやらなければ良かったと後悔していることは大きな声で怒ることです。特に男の子の場合、大きな声で怒ってもあまり響きません。まずは落ち着かせることが大事で、大声を出す労力は無駄であることがわかりました、
  • 泣いている時に声掛けをしても全く聞いてくれないため、こちらもイライラしてしまった。
  • 自分が感情的になって怒ったり、威圧的なふるまいをしてしまったことです。
  • ついつい感情的になり、「もうこれからは食べなくていい」と言ってしまい、もっと違う解決方法を探せばと思いました。
  • 自分の気分で怒ったりしてしまったことがあり後悔しています。
  • 体調不良だったり疲れている時はイライラしてしまいがちで怒ったりすることが多かったです。難しいかもしれませんが、もっと人に頼って心に余裕を作れば良かったと思います。
  • 大きな声をで怒ったり怒鳴ったりしたことが後悔しています。
  • イライラするので、とにかく怒鳴り散らしていましたが、子供はその時だけ泣いたり萎縮したりするけど、結局また同じ事を繰り返すので、怒鳴るべきではなかったと、毎回後悔していました。
  • 子どもにキツくガミガミと怒って自分で食べるように指導してしまったことです。
  • キツイ言い方をしてしまい、やめてほしいことを理解してもらえなかった。
  • 感情にまかせて強く叱りつけてしまったこと。どうしてやってはいけないのかを伝えないと子供は理解できないので。
  • 叱責すること。イライラしても怒鳴ることはしない方がよいと思いました。
  • たまに手を出してしまったので、あれはまずかったから我慢があればよかったと深く後悔しています。
  • 怒ってしまうとますます子供がパニックになるので怒らなければよかったと思います。

②子どもを怖がらせた・脅した

  • 怖い顔で叱るのはやめたほうがいいです。心の傷になる。
  • 「もう二度とゲームできないよ!捨てるよ!」等のおどし。
  • あまりにも手が出過ぎると一方的に怒鳴りつける時があったけど、結局それは子どもにとっては恐怖なだけでやらなければよかった。
  • これ食べないとおやつあげられないよ!と言ってしまうこと
  • 子供に「言うことをききなさい」と強く叱ってしまったことがあってそれは失敗したなあと思いました。
  • 大きな声をあげてしかってしまったことです。子供としても悪いことをしてるわけでないのになんで怒鳴られるかわかっていなかったと思います。
  • あまりにも言う事を聞かなかった時に、軽く叩いてしまった事があり、子どもも驚いて泣いてしまったので後悔しました。

③子どもを放置・突き放し

  • 置いていくよ!と何度も言って本当に姿が見えなくなるまで置いていった。
  • 放置することです。小さいから、言っても聞かないからではなくてポーズだけでもする。
  • 置いていくからね。もう知らないよ。などの突き放し。これはパニックが始まるだけなので、やらないほうがいいです。

④その場しのぎ・やり過ごし

  • 横断歩道など、車通りのある道路では「今回は言っても聞いてくれないかも…」と思い抱っこすることもありました。でも交通ルールを教える意味も込めて、キチンと「危ないから手を繋ごうね」って説明すれば良かったかな…と思うこともありました。
  • 他の事をしながら子どもの話を聞くなど、集中してあげないことを避けるべきでした。
  • 寝たふりも諭すことも通用しなかったので、寝る時間を調整する方がよかった。

⑤理由を聞かず一方的に言うことを聞かせた

  • 時間に余裕が無い時に早く早くとこちらが急かしてしまう事があったのですが、早く早くと言った時よりも子どもに選択させてあげるほうが物事がスムーズに運びました。
  • 時間がないと焦らせたり、機嫌が悪くなるようなことをするべきではなかったと、後悔しています。もう少し大人が時間に余裕を持って行動したり、ご飯の量を減らしてみるなど、子供に責任を押し付けないような考え方が出来たら良かったなと思います。

子どもが言うことを聞いてくれず一番困った場面は?

子どもが言うことを聞いてくれなくて一番困ったこと

やってはいけないこと、とわかっていても『待ってもいられない場面』も多いですよね。公共の場所だったり、時間が無かったり、すぐに移動しなければいけない状況だったり…追い詰められてしまうママ・パパの心労も伺えます。

そこで前述の『やって後悔したこと』に答えてもらった先輩ママパパさんに、どんな時が一番困りましたか?というアンケートを取ってみました。

結果は反抗するというよりも思った通りに動いてくれないことがウェートを占めているようです。あなたのお子さんにも、ひょっとしたら思い当たる部分があるのではないでしょうか。

とにかく何でもイヤイヤ
ご飯を食べない・好き嫌いする
マイペース・落ち着きがない
大泣き・癇癪(かんしゃく)を起こす
叩く・乱暴する

『なんでもイヤイヤ』というお子さんは、外出先でスイッチが入ることが多い傾向。公園から帰りたがらなかったり、好き勝手に走り回ってどこかへ行ってしまったり…ダメと言っても駄々をこねて言うことを聞いてくれません。

『ご飯を食べない』というお子さんは、食べられないという意見のほかジッとしていられないことが多い様子。集中して座って食べるのがまだ難しいお年頃、歩き回ったりよそ見してご飯をこぼしたり。食べるのも時間が掛かってしまいます。

言うことを聞かない時、先輩ママパパはどう対応した?

上のグラフに挙げたことは、どの親御さんも経験したことがあるかと思います。もちろん先輩ママ・先輩パパたちも例にもれず経験し、乗り越えてきました。

では、どのように対応してきたのでしょうか?そして子どもはどんな反応を示したのでしょうか。

アンケートを取ってみると、以下の4パターンに分かれました。

  • 一旦落ち着くまで待った
  • 楽しそうな提案をしたり、とにかく褒めた
  • 子どもとじっくり話し合い、言い聞かせた
  • 叱るべき時はちゃんと叱った

お子さんの受け止め方は様々だったようです。

一旦落ち着くまで待つ派

一番困ったのはどんな時?

公園に遊びに行った帰り、帰る時間になっても帰りたくないと、地面にひっくり返って大泣きし大暴れした時。

そのときやった対応は?

子どもが言うことを聞かなくなって泣き喚き始めたらしばらく放置して、落ち着くのを待ちます。

子どもの反応は?

しばらく泣き喚いていましたが、少しずつ自分を取り戻し、泣くのをやめ、落ち着いた状態に戻った。

一番困ったのはどんな時?

保育園に行く前に着替えたくないと駄々をこね、大泣きする。

そのときやった対応は?

泣き止むのを待ち、落ち着いて話ができるようになった時に優しく声掛けした。

子どもの反応は?

泣き止むとこちらの言うことを聞いてくれることが多かった。

一番困ったのはどんな時?

2番目の子が生まれたての頃で、自分に気を引くためにイヤイヤ駄々をこねたり赤ちゃんがえりをしたり下の子をぶったりしました。

そのときやった対応は?

わがままを言って火がついて泣き喚いた時は放っておきました。

子どもの反応は?

しばらく私の方を見て泣いていましたが疲れたのかふてくされて泣き止み、私の所に黙ってよってきました。

一番困ったのはどんな時?

なんでもイヤイヤといって反抗していた。かまえばかまうほど、イヤイヤが高じてしまい、最終的に何もかも嫌になってしまった。

そのときやった対応は?

最終的に何もかもイヤイヤとなったときは、何も言わずにクールダウンさせました。

子どもの反応は?

クールダウンしたなと思った頃に「どうしたいの?」何が嫌なの?と気持ちを聞きました。落ち着くと自分の気持ちを話せるようになったので、そうだったんだねと気持ちを受け止めました。

気持ちを叶えることが可能ならば叶えてあげて、できないときはできない理由を話しました。それでも、イヤイヤが続くときはありましたが、気持ちを話せるようになると、年齢重ねるとイヤイヤが静まりました。

とにかく一度火が付いたら止められない3歳児。一旦落ち着くまで待ってから「どうしたの?」と語りかけると、話し合いに応じてくれるお子さんは多いようです。

もちろん落ち着くまでは時間が掛かります。それまで辛抱できるかどうか?状況的に辛抱しても大丈夫そうか(周囲に迷惑をかけてしまわないか)にもよる部分があるため、親御さんの忍耐力も試されます。

楽しそうに提案&褒める派

一番困ったのはどんな時?

お外でおててを繋いでくれない。道路でも、お店でもそうでした。

そのときやった対応は?

「寂しいからおてて繋いでほしいなー」と言って手をひらひらさせて見せたり、人差し指と中指で歩くようなしぐさを見せて子供の手にピタっとくっつけて「あ、おててくんが娘ちゃんとにぎにぎしたいって!」と手を握るように誘導していました。

子どもの反応は?

その時その時によりますが、「うん、わかった!」と言って手を繋いでくれたり、「やーだよー!」と言ってサーっと駆け出して逃げたりしていました。

一番困ったのはどんな時?

幼稚園の制服に着替える時に時間がかかってしまう時です。

そのときやった対応は?

シャツやズボン、靴下をそれぞれ見せながらどれから着る?と自分で選択させました。

子どもの反応は?

嬉しそうに最初はこれと順番を決めながらスムーズに着替えが出来るようになりました。

一番困ったのはどんな時?

遊びに行くと楽しくて中々帰らずその場に座り込んでやだやだ泣いたりする時。

そのときやった対応は?

炭酸水が好きなのでコンビニにしゅわしゅわ買いに行こうーなど他の目的を作りつつ帰り道を目指しました。

子どもの反応は?

チョコも買う?と交渉してきたりするようにもなりましたが割とスムーズに動けるようになりました。

一番困ったのはどんな時?

少食だったので、とにかく食べない子どもでした。口に入れても飲み込めず、嚥下も弱かったと思います。

そのときやった対応は?

歯や顎の発達のために噛むものも一品は出しましたが、細かく切った具の野菜スープなど飲みやすいものも用意し、少なめによそって、完食したときに褒めました。

子どもの反応は?

からっぽ〜!と嬉しそうで、少しずつ量を増やしていくようになりました。

一番困ったのはどんな時?

何をしてても、落ち着かない。洋服着替えるだけでも走り回る。

そのときやった対応は?

優しく呼んで、それができた時は、褒めてあげるようにしました。

子どもの反応は?

ん?みたいな顔をしては居ましたが褒められて喜んでいたような気がします。

一番困ったのはどんな時?

外出しようとしたり、公園などから帰る時にいつもいやいや言うので何がしたいのかわからなくなる時。

そのときやった対応は?

嫌に理由があまりないことが多かったので気をそらすことが多かったです。

子どもの反応は?

うまく気をそらすことができたらご機嫌になっていました。

どうしようもなくて困る場面、もっとも上手に対応できているのはこちらのタイプの方々ではないでしょうか。子どもの興味をそらしたり、イヤイヤを忘れさせることで素直に言うことを聞いてくれる子が多いようです。

もちろんお子さんの性格的な問題や、言うことを聞かない度合い・暴れ具合では悠長なことをやってられない!というケースもあると思います。しかし褒められるとつい言うことを聞いてしまうのが子どものサガ、理想的な対応の一つでしょう。

じっくり話し合う・言い聞かせる派

一番困ったのはどんな時?

野菜や魚などの好き嫌いが多く食事を楽しんでくれないことです。

そのときやった対応は?

辛抱強くじっくりと話を聞いたうえで、どうして親がそういうのか優しく教えました。

子どもの反応は?

最初は嫌がっていたものの自分なりに考えて従うようになりました。

一番困ったのはどんな時?

靴下を自分で履かずに片方はやって!と毎日言われること。

そのときやった対応は?

仕方ないので履かせてあげています。そして、履かせてと言われる前に自分でやろうねと言うようにしました。

子どもの反応は?

2日に1回くらいは自分だけで履いてくれるようになりました。

一番困ったのはどんな時?

ごはんを食べ終わるまでとても時間がかかり、途中で食べるのを手伝わなければならなかったことです。

そのときやった対応は?

出来る限り一人で食べるように声がけしましたが、集中してないと感じた時はスプーンを持って食べるのを手伝っていました。

子どもの反応は?

食事に飽きてくると甘えて「食べさせて」と言って自分からはなかなか食べようとしないことがありました。

一番困ったのはどんな時?

とにかくいやいやと駄々をこねており泣いていたことです。

そのときやった対応は?

優しく話を聞き、笑顔で大丈夫だよと言い聞かせました。

子どもの反応は?

優しく対応するとだんだんと落ち着きを取り戻しました。

一番困ったのはどんな時?

出かけているときに動き回るので追いかけるのが本当に大変でした。

そのときやった対応は?

言葉で駄目なことだと伝えていましたが怒鳴るなどはしなかったです。

子どもの反応は?

気にとめずに自分のやりたいことをやりたい放題していた。

一番困ったのはどんな時?

何をいってもイヤイヤといい、最終的には大きな声で泣いたことです。

そのときやった対応は?

なるべく子供の気持ちに寄り添う形で機嫌が悪くならないように優しく接しました。

子どもの反応は?

あまりイヤイヤと言わなくなり行動に移してくれるようになりました。

一番困ったのはどんな時?

公園に遊びに行って帰ることを納得してくれず、癇癪をおこした。

そのときやった対応は?

何度も理由を話して説明した。また、気持ちをひきつけてそらすようなことをした。

子どもの反応は?

気持ちがそれて他のことに興味をもち、癇癪がおさまった。

一番困ったのはどんな時?

ご飯を食べるときにじっとしていられずに、たちあがったりして、ご飯を食べてくれなかったこと。

そのときやった対応は?

しばらく様子をみてやめないようなら、優しく言い聞かせた。

子どもの反応は?

注意されたあとは、ご飯を食べ始めたが、しばらくするとまたじっとしていられなくなった。

一番困ったのはどんな時?

朝早く起きたいと言って毎日5時に起きて、親を叩き起こすこと。

そのときやった対応は?

寝たふりをしたり、まだ夜だから寝る時間だよと話したりする。

子どもの反応は?

余計に起きたいという気持ちになってしまい、暴れてしまった。

やさしく言い聞かせたり話し合ったりするという人は、とにかく怒らない・怖がらせないことを意識しているようです。子どもの心に恐怖心を抱かせないよう、辛抱強く接しているのが伺えました。

しかし落ち着いて言うことを聞いてくれる子もいれば、やはり怒られないのをいいことに好き放題やってしまうお子さんも。周囲の目もあり、途方に暮れてグッとイライラを抑えながら…という意見も多くありました。

叱るときはちゃんと叱る派

一番困ったのはどんな時?

自分のおもちゃや使っている物を取られたら叩いてしまうこと。

そのときやった対応は?

基本的にお友達や家族に手を出したらキツく叱っていた。

子どもの反応は?

大きな声を出して泣いた時もあるし、聞いてないふりをしたときもあった。

一番困ったのはどんな時?

ご飯を食べる時に、うろうろとしてしまい、何度注意しても歩き回っていたこと。

そのときやった対応は?

こちらが真剣に話していることを伝えるために、冷静に怖い顔で伝えました。

子どもの反応は?

初めは「わかった」と言いながら、数分後にはまた元の状態になりました。

一番困ったのはどんな時?

ご飯をなかなか食べてくれなかったのが、一番の悩みでした。何度声をかけても食べないので、片付けようとすると、起こったり泣いたりして「食べるー!」と駄々をこねていました。しかしその後も、なかなか食べようとはせず、毎食一時間以上座っているような状態でした。

そのときやった対応は?

時間に余裕があるときは待ったり、食べさせてあげたりしていました。しかし時間がないときは、「片付けるよ!」「今日は幼稚園をお休みするんだね!」などと、焦らすような言葉を何度も言い、早く食べるように促していました。

子どもの反応は?

食べさせてあげたり、長時間でも優しく待ってあげると、少しずつでも食べてくれました。しかし、お皿を片付けようとしたり、焦らすようなことを言うと、「食べるー!」と怒って機嫌を悪くしていました。

一番困ったのはどんな時?

幼稚園の帰りにどうしてもスーパーに寄りたくて駄々をこねたこと、公園から帰りたがらない時に困りました。

そのときやった対応は?

子どもが行きたいところがある時は時間があれば付き合っていましたが、時間が無い時は子どもを担いで帰ってました。

子どもの反応は?

言い聞かせても聞かず、泣き叫んで地面に寝転んだりしてました。

一番困ったのはどんな時?

水やご飯をわざとこぼす事、人に向かって砂や石を投げる事。

そのときやった対応は?

家では怒鳴りちらしていました。外ではさすがにそれはできないので、優しく言い聞かせていました。

子どもの反応は?

怒鳴ると泣きわめき、優しく言うと全く聞かず、また同じ事を繰り返していました。

一番困ったのはどんな時?

ごはんを食べるのに前を向いてくれない、食べたくないものは残す。

そのときやった対応は?

はじめは優しく言って、聞かないようであれば叱ってしまった。

子どもの反応は?

怒られたと言うことで泣き出してしまった、悪いことをして叱られたと言うよりも怒られたことにショックだったようです。

一番困ったのはどんな時?

ごはんの時にしっかり椅子に座ってごはんを食べてくれなかった事です。

そのときやった対応は?

怖い顔をして怒ったり、怖いキャラクターが出てくるアプリを見せたりしました。

子どもの反応は?

怖がって泣きそうになり、一時的に言うことを聞いてくれました。

お子さんに厳しく接しているママさんパパさんは、とにかく人に迷惑をかけたり怪我をさせたりしないようにとても気を遣っている方が多い印象です。

ただ、叱ってから子どもがおびえる様子を見て強く後悔したという意見もありました。感情的になるとどうしても恐怖感を与えてしまうので、『叱る』と『怒る』の境界線で悩んでいる方はかなり多いです。

もう疲れた…言うことを聞かないのは何歳まで?

言うことを聞かない期間は何歳まで続く?

予測がつかない子どもの行動。いくら言ってもわかってくれない、この状況はいつまで続くの…!?

この『意思疎通が難しくて言うことを聞いてくれない』状態は、言葉の理解とともに徐々に落ち着く傾向があります。ママ・パパが言っていることが何を意味しているのか少しずつ分かってくるからです。

前述の先輩ママパパさんに「お子さんが何歳ごろから落ち着いたか」を伺ってみると、3歳半~4歳ごろという回答がもっとも多いという結果になりました。

3歳までで終わった
3歳半までで終わった
4歳までで終わった
4歳半までで終わった
5歳までで終わった
6歳までで終わった

4歳には年中さんとなり、お父さんお母さんだけでなく保育士さん・お友達など周囲とのコミュニケーションが増えるころ。少しずつ言葉と社会性を身に付け、落ち着きを身に付けていきます。

次は『4歳の壁』が待っている!?

3歳の言うことを聞いてくれない時期が一旦落ち着いた後、間髪入れずにやってくるのがいわゆる『4歳の壁』。簡単に言うと社会性が身に付いたからこそ起こるものです。

これまでと違いイヤイヤだけでなく「なんで?どうして?」と理由を求めたり、「○○したくない!」「負けて悔しい!」などコミュニケーションの過程で感情が爆発したりします。

心も頭脳もまだまだ成長途上の4歳。ママ・パパの受難はもう少し続きますが、こちらも年齢とともに落ち着きます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次