小1プロブレムの原因は様々ですが、子どもが慣れない環境に戸惑ったり・疲れたり・ストレスを感じたりすると行動に現れてしまうもの。
時間が解決してくれる反面、長く続くと心配ですよね。
- 小1プロブレムの原因は?
- 小1プロブレムと思われる問題行動
- 学校嫌いにならないよう家庭でできる対策
子どもの発達ともよく比較される部分。ていねいに向き合ってあげることが落ち着きを取り戻す近道です。
小1プロブレムの原因は?
小1プロブレムとは、小学校に入学したばかりの子どもが、落ち着きのない状態が長期間続いてしまうこと。
その原因はさまざまものがありますが、主な要因として環境の変化が考えられます。
●『学校』という環境
小学校に入学して新しい学校生活が始まるため、環境変化に慣れるまで時間がかかる時期。稚園や保育園と比べて、学校生活のルールや集団生活が始まり、子どもが対応できていないケースです。
●『クラス』というストレス
お友達や先生との関係性にストレスを感じて、学校に行くことを嫌がってしまうケース。うまくコミュニケーションをとれない不安から、感情のコントロールが難しくなることがあります。
●『授業』に適応できない
そもそも勉強そのものに興味を持てないことから、集中できなかったり、イライラしたり、気の向くまま行動してしまったり…家庭学習やに取り組むのが難しい場合もあります。
小1プロブレムは、子どもが新しい環境に慣れ、学校生活をスムーズに送るサポートが必要不可欠。場合によっては学校のカウンセラーや専門家の助言も受けることができます。
これって小1プロブレムかも?と感じたら
小学校1年生以上のお子さんをお持ちの親御さんに、
『小1プロブレムの原因に心当たりはありましたか?』
というアンケートを取りました。推測も含まれますが、今思えばこれが原因かも…というものには傾向がありました。
集団生活やルールに縛られるストレス
- 自由で遊び中心の幼稚園から小学校に入学した際に、一気に自由がなくなった環境の変化が原因だと思います。
- もともとお片付けは苦手で、しかも新しい環境、場所のため出来ず、指摘されてパニックになった。
- 長時間座り続けることに慣れていなかったのが原因だと思います。
- 生まれて初めての宿題という習慣に戸惑っていたのかもしれない。
- どこかボーっとしてる子なので、ちゃんと話を聞いていないのだと思う。
- じっと同じところに座って長く話をきくのが苦手。
- 幼稚園が泥んこになって自然の中で遊ぶ幼稚園だったので、小学校のカリキュラムとのギャップを感じたのだと思います。
- 学校に行くだけで疲れているのと、できれば勉強をしたくないとう気持ちの表れだと思います。
- 勉強が苦手で授業についていけなくてストレスが溜まっていたと思います。
生活習慣・環境の変化に戸惑い
- 環境の変化に弱い、母と離れる事に不安がある。
- 夏休み明けだったので体が早起きになれていなかった。
- 新しい環境への不安。幼稚園が小規模だったのに対して、急に広い世界に変わったからではないかと思います。
- 保育園で毎日昼寝してたので、急に昼寝がなくなり、体の時計がまだ慣れてないかもしれません。
- 注意散漫で、衝動的に行動してしまう所があり、幼稚園の時から担任の先生に言われていました。
- 新しく仲良くなった友達と席が近く、興味がある物が同じなので、授業中でもつい話しかけたり、遊んだりしたくなってしまっていたのではないかなと思いました。
- 三年生の時にADHDと診断されました。その傾向と、環境によるストレスが影響したのかと思っています。
- 環境の変化が大きいです。集団登校が終わった夏くらいから、一緒に門まで行ってました。
- 環境が変わったのが一番の原因だと思います。先生に言われて泣く事(嘘泣きも含む)が多いと聞いています。
- 新しい環境が苦手なので馴染めなかった気がします。
新しいお友達と馴染めない
- 学区外から入学した為、バス通学することに恥ずかしさを感じていたのかと思います。
- 自分自身が集団行動が嫌いだったので、子供にも遺伝しているのかなと感じています。
- 仲のいいお友達とクラスが別れたこと。行動がゆっくりなので、それを指摘されたりからかわれたことによりお友達のなじめなかったこと。
- すこし滑舌が悪かったので、友達が作れず馴染めなかったかもしれません。
- お友達となじむことができずにいつも一人ぼっちでいたことです。
- 保育園が大自然の保育で自由行動してたのもあり、その保育園から同じ小学校に行く人もいなかったので、他の教育を受けてるお子さんとはまったく馴染めませんでした
- 新しい友達と馴染めないこと、今までと生活リズムが変わったことに対応できなかった。
- 環境が変わって不安であったことと友達と馴染めなかったと先生から聞きました。
- おとなしい子ばかりの幼稚園から、やんちゃな子が多い小学校へ環境が変わり、ストレスが大きかったのだと思います。
- 同世代の集団に入って活動することが苦手気味。
小1プロブレムの問題行動
小1プロブレムで問題行動とされる代表的なものは、
- 集中力がない
- マイペースすぎる
- 癇癪(かんしゃく)を起こす
- 登校拒否・行きたがらない
- お友達や先生とのトラブル
などが挙げられます。
特に多いのが先生の話を聞かない、おしゃべりする、歩き回るなど授業中に集中できないのが問題と受け止められるケース。結果的に先生に注意され、学校嫌い…という子も少なくありません。
多くの親御さんが、お子さんが入学したての頃、『今思えば小1プロブレムだったかも…』と思った行動を聞いてみると、やはり上記の5つに当てはまりました。
集中力がない
- 教室に入るのに時間がかかる、授業中にもかかわらず、何度もトイレに行く。
- 授業中に集中力が続かず、机の上で頬杖をついたり、鉛筆を転がして遊んだりして、先生の話を聞いていませんだした。
- 授業中机に座り続けていると子供が足をバタバタと動かしてしまい、その衝撃で机の上の鉛筆や消しゴムを落とすということを繰り返していたそうです。
- 授業中に歩き回ったりしゃべったりしていて、集中していなかった
- 男児です。小学校入学して3カ月後でも、授業中集中できず爪をずっと噛んだり周りをキョロキョロしていた
- 授業中に立ち上がったり、大声を上げてしまたり、自由帳を開いてお絵描きしているという内容の電話が学校からかかってきました。
- 授業中黙って椅子に長く座っていれずうろちょろすることがあった
- 授業中に立ったり座ったり、足を組んだり、机の上に足をのせたりと落ち着かない様子だった。
マイペースすぎる
- 朝みんなと一緒に登校が出来ず、ほとんど学校まで送っていました。
- 家に帰って元気がなかったり、急に走り回ったりしていました。
- 持って帰らなくていいプリントを持って帰ったり、提出物や持ち物をちゃんと持たせたのに渡さなかったことがあった。
- 授業参観の時、朝起きるのが早いので授業中に机に伏せて寝てしまいました。
- 学校についてからの支度や授業の支度が間に合っていない。
- やたらと「一緒に行動」を求めてきました。
- 毎日朝起きられなくて遅れて登校していました。
癇癪(かんしゃく)を起こす
- 家に帰ってから宿題をするように言うと癇癪を起こした。
- 入学直後に癇癪が増えました。幼稚園時代は自分で自分のことを決めるが許されたのに、小学校では先生に従うことに反発していました。
- 毎日ぐったり疲れて帰ってきて、なんで勉強ばかりで遊べないんだ!とイライラしていました。
登校拒否・行きたがらない
- 幼稚園時代とは違って学校に行きたがらなかった。
- 朝起きてこない、登校するのを嫌がる。休みの日は元気だが、平日の朝は、おなかが痛いなど調子が悪いという日が多い。
- 登校時間になっても靴下をはかないなどなかなか行こうとしないことはよくありました。
- 腹痛を訴えるようになり、便秘になっていた。
- 学校に行きたくないと言うことがよくありました。咳払いなどのチック症状が出ました。
お友達や先生とのトラブル
- 小1プロブレムほど深刻ではないですが、入学してからなかなかなじめなかった。
- 机やロッカーの中の整理整頓が出来ず、友達に冷やかされて切れた。
- 学校に行っても誰とも話せず、つらそうにしていた。
- お友達よりも先生たちに興味があり、大人ばかりと会話していました。
小1プロブレムはいつまで続く?
小1プロブレムは学校への慣れとともに徐々に落ち着いてきます。
もちろん『小1』というくらいですから1年生で終わるケースがほとんどですが、中には長引いてしまう子どももいます。
夏休みごろまでに落ち着いた子供が多い
では先輩ママパパたちは小1プロブレムがどれくらい続いたと感じたのでしょうか。
大半の子どもは夏休みごろまでに落ち着き始めたようです。また2年生に上がる前にはひと段落着いた、と感じる親御さんが多いという結果でした。
小1プロブレムが2年生以降も続いているケース
一方で小2以降も集中できない・落ち着きがない状態が続いているお子さんも。
- 小学校2年生の夏まで続きましたが、その後は問題行動はしていません。
- 小学5年生くらいで少し落ち着きましたが、まだ集中力が欠けてたり爪を噛んだりしていました。現在小学6年生でだいぶ落ち着いてきました、集中力もあり。
- 現在改善できるように対策中ですが、先生からの指導だけでなく、親からも注意されたことにより、改めてダメなことをしていたんだと反省している様子です。幼稚園の頃のように基本自由だった生活から、メリハリのある生活に切り替えられるようになっていくといいなと思っています。
- 宿題に取り掛かるまでと終わるまでの時間がそれぞれ2時間近くかかり大変でしたが、2年の6月頃にようやく慣れたのか早く終わらせることができるようになりました。
- 当初よりは意識して動いているようだが授業中に終わらせるプリントを持ち帰ったりすることもあるので継続しています。
- 小学校2年生の時は座ってられるようになったが、先生の話を聞いておらず、集団から遅れたりする様子は今でもある。
- 学校に行きたくないと言う発言は2年生の終わり頃まで時々見られました。チックは5年生の現在でもごくたまに見られますが、かなり改善しました。
もちろんこれは『親目線で』の話ですが、子どもが学校で話を聞いていなかったり、うまくできていなかったり…というのは気になってしまいますよね。
小1プロブレムと発達障がい
小1プロブレムは発達障がいとよく似ているといわれますが、その特徴には違いがあります。
●一時的なものか、持続的なものか
小1プロブレムは一時的に適応できず起こるもので、成長とともに落ち着くケースが多いです。一方、発達障がいは持続的に落ち着かない状態が見られる傾向があります。
●学校だけか、他の場面でもか
小1プロブレムは学校だけで問題行動をするケースが多く、家やほかの場所では特に問題ない子がいます。一方、発達障がいの場合、日常のさまざまな場面で落ち着かない様子を見せる傾向があります。
ただし、専門的な診断・評価を受けることが最も確実な方法です。子どもの様子がずっと続くようであれば、小児精神科や専門カウンセラーに相談することをおすすめします。
学校嫌いにならないために。家庭でできる小1プロブレム対策
小1プロブレムは時間が解決してくれる部分もありますが、親御さんの接し方・家庭での過ごし方にも左右されます。
- 時間やルールに慣れさせる
- 先生やカウンセラーさんに相談
- ひとりでできることを増やす
- 無理強いせず、フォローに徹する
特にお子さんと話し合いの場を設けることはとても大切で、根気よく諭してあげることで次第に学校での過ごし方も変化していきます。
親御さんが実際にやっていた小1プロブレム対策
子どもと話し合った
- 学校でのことだからママは手伝えない、時間に間に合わないと他の子にも迷惑をかけてしまう、どこまで時間をかければいいのかを話し合いました。
- 夫もいれて3人で話し合いをしました。具体的に授業中にやってはいけないものを確認して、先生にも共有しました。自由帳は休み時間にだけで、もし授業中に勝手に書いている場合は没収という約束も決めました。そして毎日、学校であった話のなかで授業中の話も聞くようにしました。
先生と話し合った
- 担任の先生との話し合い、教育を見直し(怒鳴らないなど)単純に叱らない、なぜダメなのかを優しく教える事に徹しました、特技があれば褒めてのばす。
- 先生との連絡帳のやり取りをより密にすることにした。
- 先生と話し、行ける時間からの登校にしてもらった。自分の仕事時間を減らし、学校終了後は、自宅下校とし、家で過ごす時間を増やした。好きな事に挑戦する機会(習い事等)を増やし、学校外のお友達作りを行った。
- チック症状が出たので、小児科と学校の先生と相談をしました。席替えの時などに、当たりの強い子から離してもらうなどお願いしました。
- 先生と話し合いをして、サポートの先生を付きっきりにしたり、本人が休みたいなら休ませたりと対策をしていました。
登下校からフォロー
- 登校時、あまりに嫌がる場合は自転車で送ってあげる、などしました。
- 付き添い登校をし、徐々にならしていった。
- 時間に余裕があれば、一緒に登校(門まで)しました。余裕がない時は友達と一緒に行くことを促しました。
- 児童館など放課後の活動に参加して障壁を取り除いていった。
時間やルールに慣れさせた
- 机の上で楽しめる遊びを考え、家でも椅子に座る習慣を身に着けさせました。
- 親子で明日の準備をした。あと、連絡帳に提出物を持たせた事を書き、本人にも当日の朝に「先生に渡す物あるよ」と伝えた。
- できるだけ学校にいかせるようにしました。そうすれば学校になじめると思ったからです。
- 夜、出来るだけ早くお風呂に入らせて、早く寝かせますようにする。
- 学校と同じように机と椅子に座らせて話をきく練習をしました。
ひとりでできることを増やした
- 先生と話し合い、自宅でも話し合いました。自分で決めたことをやることに拘りがあったようで、学校以外の場面で、「自分で決める」場面を増やす対策をしました。
- お片付けの手順の練習と、お友達との関わり方を一緒に考えた。
- 滑舌を良くするために日本語を一緒に教えました。
どうしてもというときは休ませた
- 行きたくない日は、その気持ちを否定せず休ませた。またスクールカウンセラーに相談をした。
- 学校の先生と話したり、行きたくないと言った時には休ませた。
- 区役所の相談窓口に行き、無理させず学校を休ませた。
- 本当に行きたくない時は(お腹が痛いと仮病であっても)休ませた日が2~3日ありました。
小1プロブレムが心配…先輩ママパパからのアドバイス
「これから小学校でちゃんとできるか心配」
「今も先生から指摘される…いつまで続く?」
「他の子より発達が遅れているのかも」
お子さんの環境が変わり、そして親の立場でも干渉しづらくなる小学校。授業はちゃんと聞いてるかな、お友達とうまくやってるかな…と心配は尽きないかと思います。
そんなモヤモヤする時期を乗り越えてきた先輩ママ・先輩パパから、アドバイスや心構えを聞いてみました。
子どもの発信を逃さないで
大きくなってくると自分でできることが増える分大丈夫だろうと思ってしまい、子どもからの発信を逃しがちですが、最初のささいな発信を受け止め、自分も一緒に悩む・考える姿を見せることで子どもも聞いてもらえてる安心感につながると思います。各家庭のできる範囲でいいので真剣に関わってあげてください。お家が安心できる場所だという土台作りがあることが大切だと思います。
子どもと一緒にやってみよう
幼稚園年長から週に一度でもいいので、小学校入学に向けて親子で一緒に考える、小学校でやることを頻繁に説明して、簡単なことを自宅で一緒に取り組む機会をつくれるといいのではないかなと思います。また幼稚園後半から小学校入学を控えたお子さんは、小学校に行くことへの不安や、急に甘えたくなったりすることも増えます。親が子どもと小学校に向けて一緒に向き合っていくことも大事だと思います。
先生を頼ってもいい
子供は小1プロブレムだと感じた親御さんは、担任の先生とどうしたら子供が良い方向へ向かうのかを話し合いすることをおすすめします。親としても安心して学校に行かせることができますし、先生たちに任せることができるので、子供のためにも話し合いをしっかりとしましょう。
成長の一環と見守って
我が子が苦労している姿を見ると後ろ髪をひかれる思いですよね。でも、ここで甘やかしてしまうと我が子の為にはならないと私は思います。心を鬼にしつつ、子供に寄り添い親子共々成長していきましょう!
気持ちを受け止めてあげること
学校に行きたくない、辛いという気持ちを否定したり励ますことは逆効果だと思います。そう思ったんだね、と気持ちをまずは受け止めてあげることで、お子様は気持ちを分かってくれたと安心すると思います。
自分で考えて行動できるように
もし、注意散漫な所がある場合は、年長児から少しづつ何をする時間なのかを自分で考えて行動できるように自立支援をしながら生活をしていくと良いかなと思います。また、思い描く小学生を聞いてみて、そうなれるようにどうしたらいいかなと言うところを親子で話してもいいかもしれません。
無理せず休んでもいい
環境の変化は大人でも不安になるものですので、無理せず休むことも考えながら慣れていけばいいと思います。絶対に焦らないでください。子どもの気持ちに寄り添い、傾聴して下さい。
やっぱり睡眠が一番!
小学低学年までは習い事や塾などはびっちり入れず、学校生活に慣れるのを最優先にゆったりとさせてください。また、睡眠がやはり一番大事です!あとは子供の声、心に寄り添ってあげてください。ママ、見て!なんて言ってくれるのは10歳くらいまでとほんのわずかな時間です。
今からできる準備を少しずつ
保育園で集団生活の練習や、座って何かをする習慣をつけるなど、入学前に子供自身にも準備が必要と思いました。自分の子供は小集団だったので、集団は難しいので断念しましたが、机に座って作業をする事を少しやらせていました。そのおかげで、離席はあまりないようです。
ストレスから離してあげる
小学1年生の心身にとって、環境の変化は非常に大きかったようです。少し言動が荒いお友達に気に入られて、四六時中一緒にいることが多かったことでストレスが耐えられない所まで行ってしまったのだと思います。3年生になり、慣れや相手への理解から改善していきましたが、子供に無理をさせずに席や班を離す・クラスを離すなど学校に要望を伝えることは重要だと思います。体臭を気にしていたので専用のせっけんを買ってあげました。
一番大変な時期なので…
小一の初期が1番大変です。まずは寄り添ってあげて話を聞いてあげてください。信頼できる先生や友人ができると落ち着くと思います。
子どもとあなたのペースでいい
ちゃんとしなければ!と親が思いすぎると子供にプレッシャーがかかってしまうこともあるので、人と比較せず、その子のペースでやらせてあげたらいいと思う。最初は不安でも、しばらくすれば親子ともにペースをつかめるようになると思う。
たくさん褒めてあげよう
普段の生活から自分のできること役割を持たせて、早く動けたときに褒めたり、自信を持たせてあげることが大切だと思います。性格は千差万別なので、決まったアプローチはないと思いますが、気長に対峙していく事が重要です。